株式会社ZECPOWER（以下、ゼックパワー）は、株式会社ゼック（以下、ゼック）とドイツのアグリゲータであるin.power GmbH（以下、インパワー社）の共同出資により、2020年1月に設立されました。当初は、インパワー社が運用するシステムを日本向けにローカライズし、FIPおよびnon-FITの再エネ電源をアグリゲートする構想でしたが、2022年8月にインパワー社がチェコのSecond Foundation a.s.（以下、SF社）に買収されたため、ゼックパワーの事業方針についてゼック、インパワー社、SF社の3者で協議を続けてまいりました。
結論として、SF社が日本法人を新たに設立し、主に電力トレーディング事業と再エネアグリゲーション事業ならびにこれらの付帯業務を行うこと、またこれらの事業についてはSF社が開発した電力取引プラットフォーム（Sophon）を日本に展開することとなりました。
上記方針のもと、2023年5月にSF社の本邦現地法人としてTrisolaris合同会社（以下、トライソラリス）を設立し、2023年12月までに小売電気事業者、JEPX会員登録等が完了し、沖縄を除く全国9エリアで一般送配電事業との接続供給契約も締結しております。また、SophonにつきましてもJEPX、OCCTOとのシステム連携が完了しており、独自アルゴリズムを利用した電力市場取引および再エネアグリゲーション事業などを展開しているところです。
現在、すでに再エネ電源や調整力電源などの獲得に向け本格的に活動しているところですが、2024年8月頃にトライソラリスはSecond Foundation Japan合同会社（以下、SFJ）と商号変更を行う予定でございます。
今後はSFJが主体的に日本での事業を進めてまいりますが、ゼックパワーにはSFJの母体であるチェコのSF社も少数株主として参加しており、またトライソラリスにはゼックから社員を派遣するなど、インパワー社を含め三者一体となって事業展開しております。改めまして、ご興味のある方はトライソラリス（※近日中にSecond Foundation Japan合同会社へ商号を変更予定）にお声がけいただければ幸いです。
2024年8月1日
株式会社ZECPOWER